残業が多くストレスが溜まるシステムエンジニアから、残業が少なく安定しているイメージの公務員に転職したいと考えている人は多いでしょう。
でも、公務員は公文書を作成したり、条例や規則の文章を考えたりと文系のイメージが強いのではないでしょうか。
「システムエンジニアとして経験したことが公務員で役立つの?」
という不安を抱えている人もいることでしょう。
せっかく転職したのに、これまでのシステムエンジニアとしての経験が、公務員になって活かせなくなり、苦労することになったら意味ありませんよね。
システムエンジニアと公務員を両方経験した私が結論から言います。
システムエンジニアとしての知識や技術、経験したことは、公務員でも間違いなく役立ちます。
今回は、システムエンジニアとして経験したこと、学んだことが公務員に転職した時にどのように生きていくのかまとめてみました。
システムエンジニアから公務員への転職を迷っている人は、これを読んで前向きに転職を考えてみてくださいね!
目次
システムエンジニアから公務員への転職で役立つこと
パソコンを使った事務処理が早い

公務員は基本的には一人一台のパソコンが与えられます。文書はWordで作りますし、Excelなどの表計算ソフトを使うことも多いです。
システムエンジニアの人はパソコンを使って仕事をしてきたので、使い方には当然慣れていますよね。ショートカットキーを使ったり、ソフトを使って事務を効率化する術を知っています。
システムエンジニア時代に培ったパソコン操作は、公務員になっても役立ちます。
公務員の仕事の8割以上はパソコンを使った仕事なので、周りの人より事務処理を早く終わらせ、残業なしで帰ることも十分できますよ。
また、公務員、特に管理職になるような年配の方は、パソコンが使えない人が本当に多いです。嘘みたいな話ですが、人差し指だけでキーボードをタッチするような人もいます。
そこに、パソコン操作に慣れたあなたがいれば、あなたは周りから頼りになる存在になります!
パソコンのトラブルを解決できる

先ほども述べましたが、公務員にはパソコンが苦手な人が多いです。
私のところにもよく「入力した文字が自動で大文字になってしまう」「パソコンが重くてどうしたら良いかわからない」という相談がきました。
少し調べれば、シフトキー+CapsLockキーを押すと小文字・大文字の入力を切り替えることができるし、パソコンが重いのならタスクマネージャーを開いて、処理が重いソフトを終了させれば良いというのがわかるのですが、パソコンが苦手な人はそもそも調べることができないんです。
「システムエンジニアならこれくらい当たり前なんですけど」と思っているようなことが、公務員にとっては、とてつもなく凄い技術に見えています。
パソコンの操作で困っていることを教えてあげれば、あなたの評価はうなぎ上りです。
事務を効率化する簡単なツールを作ることができる

システムエンジニアの仕事で、Excelのマクロを作成したりVBAを使った経験があれば、その経験は公務員でも活きます。Accessでの開発経験もいいですね。
公務員、特に地方公務員の仕事は、国からの調査事務であったり、事業効果の分析であったり、毎年同じことを繰り替えす事務が多いんです。
私は、ExcelやAccessを使った経験があったので、事務処理を効率化するようなツールを作りました。
そうすると、同僚は喜んでくれ「魔法でも使ったの!?」というような目で見てくれました。
劇的に事務処理にかかる時間は減りますし、結果として残業することも無くなります。
システムエンジニアから公務員への転職は成功する

システムエンジニアで学んだことや経験したことは、公務員になっても間違いなく活きます。
特に地方公務員にとっては、情報技術、IT知識を持っている人は超貴重な人材です。
重宝されることは間違いないですし、職場で唯一無二の存在になることができます。
事務の効率化によって、他の人と比べて早く仕事を終わらせることができるようになりますので、自分自身の残業を減らし、充実した社会人生活を送ることができうようになりますよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、システムエンジニアから公務員へ転職した際にシステムエンジニアで培った経験がどう活きるのかをまとめてみました。
- パソコンを使った事務処理が早い
- パソコンを教えられる
- 簡単なツールを作ることができる
パソコン操作に長けているシステムエンジニアは、公務員として活躍することができます。
公務員の業務は複雑化し、情報システムもどんどん増えてきています。
これからは、情報技術や知識をもった人材がますます公務員に必要とされるはずです。