私はシステムエンジニアだった頃、漠然と仕事への不安感が消えず、休日でも、たとえ遊園地で遊んでいる最中でも、仕事のことを考えてしまうことがありました。
リフレッシュしようと思っているのに、仕事のことが頭から離れない。
これって結構辛いんですよ。自分でも考えないようにしているのにどうしても仕事のことが脳裏にちらついてしまう。
こうなると仕事そのものが嫌になり、ストレスを抱えるようになってしまいます。
できることなら、仕事とプライベートのオンオフをしっかり切り替えて、充実した毎日を送りたいものですよね。
実は、仕事への考え方を少し変えるだけで、休日の不安感を和らげることができるようになります。
今回は私の経験をもとに、仕事のオンオフを切り替える方法をまとめてみましたので、本文を読んで仕事とプライベートにメリハリをつけて楽しい日々を送れるようになりましょう。
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目次
休日でも仕事のことを考えてしまう理由は、仕事に不安があるから

あなたは仕事に対して、何か不安を抱えていませんか?
例えば、近い将来大事なプレゼンが控えていたり、大きなイベントの準備を任されている場合は「失敗するかもしれない」「準備が終わらないかもしれない」という心配から、心のどこかで不安を感じています。
この「不安」こそが休日でも仕事のことを考えてしまう原因です。
では、この不安を消し去るにはどうしたらよいでしょうか。
不安を完全に消し去るには、不安の対象を片づけてしまうことしか方法はありません。
なので、不安に思うことに対して少しでも行動を起こすことによって、休日に不安を感じにくくなり、仕事のことを考えなくなっていきます。
例えば、少しでもプレゼンでの練習をしてみたり、準備早く終わるように効率化できる方法を探したり、理想のゴールに近づける行動をしてみると良いです。
とはいえ、休日に仕事をすると疲れが溜まりますし、焦りや不安からくるストレスによって、休日にしっかり休めない状況が続くのはよくありません。
ここからは、休日に仕事を考えてしまわないように、仕事の不安を和らげる「考え方」をご紹介します。

誰も他人の仕事の失敗は覚えていない

あなたは仕事の「失敗」に対して少し敏感になっていないでしょうか?
「仕事が失敗したらどうしよう…」と思うから不安や緊張を感じるんですよね。
また、失敗を恐れる人は周りの目が気になっている人が多いです。
私がシステムエンジニアだった頃、会社の幹部会議に呼ばれ、開発していたシステムの内容を説明するといったことがありました。そこである幹部から予想外の質問をされ、頭が真っ白になり、上手く回答できないことがあったんです。
長い沈黙が続き、私にとっては地獄の時間でした。
この失敗をかなりの期間引きずりましたが、ある飲み会で上司に話を聞いたところ「そんなことあったっけ?」という感じで全然覚えてなかったんです。
拍子抜けしましたが、実はみんな、自分のこと以外大して興味なんてないんですよ。
これをきっかけに人の目を気にするのは止めるようになりました。そうしたら肩の力がスッと抜けて気が楽になりましたよ。

仕事に失敗しても死にはしない

私は仕事で、数百人の住民や公共機関が参加するイベントを企画したことがあります。数カ月前から準備に入り、関係機関との打ち合わせを行い、住民に対する説明会などを開きました。
大きなイベントなので、失敗が恐かったのも事実です。
もちろん不安に感じることはありますし、失敗したらどうしようと思うこともあります。でも、休日にまでその感情を引きずることはありません。
なぜなら、失敗しても死にはしないじゃないですか。
失敗したって次の日を変わらず迎えられるし、可愛い息子にまた会うことができます。友達や家族だって変わらずに接してくれます。
生きる上で本当に大事な物が失われないなら、大したことないなって思えるんです。

仕事なんて生活のほんの一部

以下の項目の中で、あなたが生活する上で、価値があるものの順に順位をつけるとしたら仕事は何番目になるでしょうか。
- 仕事
- 趣味
- 家族・友人との時間
私の場合は以下の回答になります。
「家族・友人との時間」>「趣味」>「仕事」
仕事はもちろん生計を立てるために重要なもので、やらなければ生きて行くことはできません。
でも、私にとって家族や友人との時間に比べて価値があるかと言われると、答えはNOです。
仕事はお金を稼ぐための手段にしか過ぎません。
好きなことを仕事にしているのならともかく、仮に仕事をしなくても生活が保障されるのなら、あなたは仕事を続けますか?
私なら辞めます。
仕事をするために生きているのではないんです!
所詮、仕事は生活の一部なんですよ。
それなのに、大切な人と過ごすかけがえのない休日の時間に、仕事のことを考えたり、焦りや不安でリフレッシュができなくなるなんて、なんか本末転倒ですよね。
所詮は仕事。失敗してもあなたにとって価値があるものが奪われる訳ではないのですから、その程度のものと考えてみましょう。

仕事は失敗してもやり直せる

仕事に失敗しても、時間が風化させてくれます。
多くの人は入社してから退職まで40年の月日を社会人として過ごします。
社会人生活は長いんです。失敗しても何度だってやり直せばいいんです。
あるシステム開発のプロジェクトに携わっていた私の先輩は、納期に遅れ、立て直しに他のプロジェクトから人員を借りるなどして対応したため、その責任として降格させられたことがありました。
でも、その後担当したプロジェクトで結果を残し、課長に返り咲いています。
失敗しても再びチャレンジすれば失敗は取り返せます。
もし、失敗がきっかけで、会社に在籍しにくい状況になったとしても、転職してリセットすることだってできます。
やり直す方法はいくらでもあるんですよ。

仕事に失敗しても良いと気楽に考えよう

休日にまで仕事のことを考えるということは、あなたは相当真面目な人です。
「失敗したらどうしよう…」と考えると委縮してしまい、本来の力を発揮することができなくなってしまいます。
また、慢性的にストレスを抱えると鬱状態になってモチベーションが上がらなくなってしまいます。
なので、「別に失敗してもいいや~」と気楽に考えてみてください。
真面目なあなたには、これくらいの軽い気持ちが丁度いいんですよ。
失敗したって大丈夫。全ての経験はあなたを成長させる材料になります。

休日は「仕事なんて大したことない」と考える。でも平日は仕事の不安に向き合うことが大事
- 誰も他人の仕事の失敗は覚えていない
- 仕事に失敗しても死にはしない
- 仕事なんて生活のほんの一部
- 仕事は失敗してもやり直せる
- 仕事に失敗しても良いと気楽に考えよう
その代わり、休日は休んだ分、平日はしっかり仕事に向き合いましょう。
仕事で不安を感じていたことがあるのなら、不安を感じる原因に対して、逃げずに、準備や対策をするようにしましょう。
不安の原因が無くなれば、休日も不安感が無くなります。
そうすることで、オンオフが自然と切り替えられるようになります。
ちなみに、不安は本来、失敗に結びつくものではなく、やるべきことに対して入念な準備をするよう促すものなんですよ。
なので不安があっても「準備をしっかりやるよう身体が教えてくれているな」とポジティブに捉えることが大切です。
どうしても不安が解消できない場合は、こちらの記事も参考にしてみてください↓

どうしても仕事の不安が消えない場合は転職を考えてみよう

ここまで、仕事の不安を減らすオンオフの切り替え方法を書いてきましたが、どうしても仕事の不安が消えず「心や体がどうにかなってしまいそうだ」という場合は、転職を考えてみましょう。
そもそも、あなたが会社の人間関係や環境、業務内容に合っていないなど、根本的な原因があるかもしれないからです。
とはいえ、すぐに転職を考えると言っても、何から行動を起こしたらよいか良いかわからないですよね。
転職を考える最初の第一歩は、自分が働いている職種・業界には他にどんな待遇の会社があるのか、あるいは、自分が働いている職種・業界以外でもどんな会社があるのか、知っておくことが大切です。
なぜなら、今の自分の仕事に集中するあまり、他の職種や業界の変化や、待遇の良い会社の存在に気づかないこともあるからです。
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