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公務員試験の穴場を紹介!比較的なりやすい公務員とは?【知らなきゃ損】

公務員試験は職種や地域によって難易度に差があります。

この記事では、元公務員である私が

上司
上司
公務員試験にどうしても受かりたい!

という人の為に、比較的公務員に合格しやすい「公務員試験の穴場」はどこなのかを教えています。

結論から言うと「都市に近い田舎の市町村」がオススメです。住民が少なく規模が小さいほど、なお受かりやすいです。

なぜ「都市に近い田舎の市町村」がオススメかと言うと、以下の理由が挙げられます。

  • 公務員自体の人気が落ちているため、地方の市町村は応募が少ない
  • 試験範囲が政令指定都市の試験範囲に比べて狭い
  • 地方の市町村職員は若手の離職率が高い
  • 年度の途中でも職員採用が頻繁にある
  • 都市が近いので買い物等の生活が苦にならない

それでは、田舎の市町村がなぜ公務員試験の穴場なのか詳しく見ていきましょう。

公務員自体の人気が落ちているため、地方の市町村は応募が少ない

近年では、公務員の人気が低迷しています。

なぜなら「売手市場によって優良企業に入社しやすい状況なので、いくら安定しているとはいえ、わざわざ給料の低い公務員になる必要がない」からです。

その証拠に、滋賀県が2016年に行った試験では、土木職を22名採用する予定であったにも関わらず、応募者が少ないため、合格者は16名に留まりました。

また、北海道では、主に大卒を対象とする1次募集の行政職試験で367名が合格したものの、その内の63%が採用を辞退し、民間企業などに就職を決める事態になりました。

※参考「SankeiBiz

人気のあった都道府県ですらこのような状況ですから、田舎の市町村はさらに競争率が低下していると言えるでしょう。

公務員試験を受ける人の学歴やレべルも年々下がっていますので、ライバルも少なくなっています(でも、合格後の待遇は変わっていません。)

実際に、私が勤務していた市役所でも、年々新規採用職員の質が低下し、人事担当は採用に苦労していました。

地方の市町村は、試験範囲が政令指定都市の試験範囲に比べて狭い

都道府県や政令指定都市は、試験が「教養科目+専門科目」であることが多いです。

一方で、地方の市町村はほとんどが「教養科目」だけの試験範囲となっています。(※自治体によって異なります)

〇教養科目

数的処理、現代文、英文、日本史、世界史、地理、文芸・思想、物理、化学、生物、地学、数学、政治、経済、法律、社会、国際、時事問題 など

〇専門科目

憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学、政治学、行政学、社会学、国際関係論、労働法、刑法、商法 など

公務員試験は、ボーダーラインの点数を越えられれば2次試験の面接に進めます。

なので、当然、勉強する範囲は狭い方が良いに決まっていますよね。

また、ただでさえ範囲が広い公務員試験ですから、勉強範囲が狭い方が計画的に学習を進められますし、試験勉強の焦りも少なくなります。

地方の市町村職員は若手の離職率が高い

若手の市町村職員は、離職率が高いです。

なぜなら「働く前に抱いていた公務員のイメージと、実際に働いてみた仕事内容や環境のギャップが大きい」からです。

公務員の仕事はやりがいを感じにくいんですよ。

そのあたりの内容は、こちらの記事で詳しく書いています。

やりがいを求めるならから公務員に転職してはいけない【元公務員が解説】公務員を6年勤めた私からの悲報です。 仕事に「やりがい」を求めるのなら、絶対に公務員はオススメできません。 なぜなら公務員は...

加えて、地方の市町村は職員の数が少ないため、若くして膨大な業務量を振られることが少なくありません。

日々残業が発生する場合もあります。

実際に、私の1年前に入庁した先輩方も、職場への不満や精神的な問題によって、30歳になる前に、約半数が仕事を辞めていきました。

年度の途中でも職員採用が頻繁にある

先ほど述べたとおり、地方の市町村は若手の職員の離職率が高いんです。

年度末に限らず、年度途中でも退職していきますので、その度に職員の採用を行っています。

年度途中の場合は、新卒ではなく、第二新卒や経験者を採用することが多いですが、公務員を目指す人にとってはチャンスですよね。

特に、新卒採用は年齢制限が30歳前後に設定されることが多いですが、年度途中は年齢制限が拡大されるため、中途採用を目指す人はこの機会を逃すわけにはいかないでしょう。

試験の実施は、市町村のホームページで掲載されますので、小まめにチェックすると良いです。

都市が近いので買い物などの生活が苦にならない

最後はオマケです。

なぜ「都市の近くが良いのか」ですが、言うまでもないかもしれませんが、都市が近いと買い物などをする際に移動が苦にならないので、便利ですよね。

いくら公務員になりたいといっても、

  • 隣の家が数百メートル離れている
  • 町内にコンビニが1件もない
  • ショッピングに出かけようと思ったら電車で片道2時間かかる

みたいな場所で働いて、生活のランクを落とすのは嫌じゃないですか。

それに、田舎になればなるほど地域住民の団結力が強いため、仕事で疲れているのに休日にも色々なイベントに半強制的に出席を要請されるなど、いらぬ体力を使わなければならない可能性もあります。

このため、公務員に受かった後のことを考えると、ほどほどの田舎が良いのです。

公務員試験は「都市に近い田舎の市町村」が狙い目!

公務員試験の穴場は「都市に近い田舎の市町村」である理由

  • 公務員自体の人気が落ちているため、地方の市町村は応募が少ない
  • 試験範囲が政令指定都市の試験範囲に比べて狭い
  • 地方の市町村職員は若手の離職率が高い
  • 年度の途中でも職員採用が頻繁にある
  • 都市が近いので買い物等の生活が苦にならない

という訳で、「都市に近い田舎の市町村」を受けるのが、合格しやすく、生活もしやすいのでオススメです。

公務員試験勉強は範囲が広いため大変ですが、合格してしまえば、リストラされることもなく定年退職するまで働くことができます。

これが公務員の最大のメリットですよね。

公務員試験に落ちると、就職浪人をしたり、民間で働かざるを得なくなったり、という状況になりますので、都道府県や政令指定都市を受けるのではなく、最初から「都市に近い田舎の市町村」を受けてみるのも良いのではないでしょうか。